大徳寺茶道名宝集成/大徳寺と茶道・大徳寺の法燈・茶の道・茶の心/定価54000円/茶祖である村田珠光が一休禅師に参禅した事に始まる

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大徳寺茶道名宝集成/大徳寺と茶道・大徳寺の法燈・茶の道・茶の心//茶祖である村田珠光が一休禅師に参禅した事に始まる

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大徳寺茶道名宝集成/丸岡宗男/大徳寺と茶道・大徳寺の法燈・茶の道・茶の心//茶祖である村田珠光が一休禅師に参禅した事に始まる

1985年 249P。29㎝×40㎝の大判です。部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

大徳寺と茶道との結びつきは茶祖である村田珠光が一休禅師に参禅した事に始まり以後、武野紹鴎、北向道陳、今井宗久、津田宗及と言った人達も皆な大徳寺歴代の和尚方に帰依し参禅しました。殊に千宗易は堺・南宗寺の大林宗套、聚光院の笑嶺宗に参じて「茶禅一味」の境地を体得して茶の湯を極めました。「茶禅一味」という禅の精神的理念を取り入れて茶の湯を「道」という処まで高めて侘び茶を大成されました。

今日、日本文化を代表するものと言えば先ず茶道文化の右に出るものはないであろう。次に挙げられるのが能楽や俳句等であろうが、そのいずれの背後にも一休和尚をみるのである。一休の個性豊かな禅風が茶祖村田珠光を刺戟し、世阿弥、今春などを育て、俳諧師山崎宗鑑等々を進み、今日の日本文化の華の一つとして咲き匂うているのである。そのいずれもが時代の産物と言い得るかも知れないが、一休がいなかったらそれらは今日と違ったものとなって、日本文化として誇り得るものになっていたかどうか甚だ疑わしいのである。この点からすれば、禅そのものの日本化とともに、一休の禅風が日本文化に与えた影響ははかり知れないものがあると言わねばならない。

浄土宗出身の僧珠光と一休との出会いこそ花び茶としての茶道発生の原点であり、当時、貴顕の間に行われていた書院台子の茶でもなく、また庶民の間に流行していた遊興の茶でもなく、禅苑に行われていた厳粛な禅苑清規に則った喫茶法から来たものであった。彼の茶が、修禅のための睡魔退散の方便からであったことは間違いなかろう。

次の紹鴎は初め歌学に志したが、中途大林和尚の門に入り、その出家に際しては剃髪得度して紹鴎の名をもらい、大林によって茶禅一味の法を体得し、利休は、幼少より古岳、大林、笑嶺等に大徳寺の禅の薫陶を受け、古溪に参ずること三十年、古溪をして「予が三十年館参之徒」また「福余茶事を務となす」との賛語を成さしめた。彼が大徳寺門前に屋敷を構えたのも、古溪和尚への朝参暮請の参禅が目的であった。

いずれも求むるところは心の安心、即ち禅であり、茶は従であった。その他多くの大先達の場合も、皆紫野の雑に参じて仏道を体得せんがためであった。利休の自刃と遺偽は、三十年飽参の徒にしてはじめて可能な美しくも厳粛な人生の幕引であり、一命を賭してまで守った己の信であったその生涯の言行と事蹟は、茶人の亀鑑であり、茶の湯は仏法を習うことであるという彼の言葉が、観念としてではなく実際に生きてくるのである。また、宗旦が「点茶に禅意をうつし、衆生のために自己の心を観ぜしむる」と言っているのは、まさしく禅そのものであり、茶禅一味の世界であり、珠光以米相伝の茶の精神である。

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