希少なキヤノンの超広角レンズ こちらはライカ対応のL39マウントになります。 1964年販売開始と、Canon 7～7Sの時代のレンズですので 50mm f0.95と並び、キヤノンのSマウントレンズ群に対する意気込みを感じられる一本です。 クラシックな広角レンズ特有の柔らかみのある描写が好きで過去何本か所有してきましたが、ここまでコンディションの良い物はあまりないかと思います。 購入後、レンズ単体としてはそれなりのコストを掛けてオーバーホールをしておりますので、光学系・操作感・外観ともに良好です。 最近まで新宿の某店で20万円超で販売されていたものよりは良コンディションではないかと思いますので、探されている方にお譲りできれば幸いです。 【外観】 目立つ傷やダメージ、塗装剥がれはなく、経年を考慮すればかなり綺麗な状態ではないかと思います。 【光学系】 目立つ曇りやカビはなく、微細なチリ等はあるかも知れませんが目視で非常にクリアで抜けております。 絞り羽根も油浮き、錆びなく綺麗な状態です。 ファインダーはクリアで、こちらはオーバーホール未実施ですので細かなチリ等はあるかと思いますが、外観含め概ね良好ではないかと思います。 【操作系】 ピント操作はムラなくスムーズです。 最短距離が0.5mですが、距離計の連動が1.0mまでのため1.0mにクリックがあります、こちらも問題ありません。 絞りリングの操作感も良好だと思います。 【付属品】 ・純正ケース(内張り傷みあり) ・純正ファインダー ・純正 フロント/リアキャップ ・純正フィルター(使用感、小傷有り) 上記の通り一通り揃っております。 純正の革ケース付属ですが、内張りのスポンジが劣化しており本体に付着する恐れがあるため、レンズ本体をカバーして入れるか別のケースで保管されることをおすすめします。 【その他】 球数が少なくそれなりに大型なレンズのため、M型ライカに取り付けた際のサイズ感がわかるような写真を掲載させて頂きました。 同モデルとしてはかなり良いコンディションではないかと思いますが、製造後50年以上は経過しているものです。 判断の基準には個人差があり、外観など、感覚の違いによる一定のリスクは伴うことをご理解頂いた上でのご購入をお願いいたします。